児童の成長の一部をお知らせします。
2024年10月【担当:大海先生(保育士)】
7歳(男子)発達障害傾向 R5.7~利用
【保護者様のご希望】
・縄跳びができるようになってほしい
※連続ジャンプが難しく、一回跳ぶと膝が床に着いてしまう
【目標】
・道具(縄跳び、鉄棒等)を使った運動ができるようになる
【改善状況】
縄跳びに取り組み始めた当初は、連続跳びが難しく一回跳ぶと膝が床に着いてしまっていた。床に倒れ込まないために、バランス力向上を目指して片足立ちやバランス器具を使った運動に取り組むとともに、職員と手を繋いで一緒にジャンプし、ジャンプのタイミングやリズム感の習得を目指した。繰り返し練習することで、回した縄を1回、横揺れの縄を連続で10回跳ぶことができた。縄跳びを跳んでいる様子を保護者様にお見せすると喜ばれていた。
2024年10月【担当:池田先生(保育士)】
6歳(男子)中度知的障がい R2.12~利用
【保護者様のご希望】
・集団行動ができるようになってほしい
※教室の隅に座り込んだり、寝転んだりして、活動に参加できないことがある
【目標】
・職員の補助を受けながら、活動に参加できるようになる
【改善状況】
5分間走やダンス、運動の時間に、教室の隅に座り込んだり、寝転んだりして、活動に参加できないことが多々あった。そこで、職員が本児と手を繋ぎ、一緒に走ったり、踊ったり、運動の活動に参加することを日々続けていたところ、活動に参加することが習慣化し、職員と手を繋がなくても、1人で活動に参加できるようになった。保護者様にそのことをお伝えしたところ、本児の行動の幅が広がったことをとても喜ばれていた。
2024年8月【担当:林先生(保育士)】
4歳(女子)自閉症 R6.4~利用
【保護者様のご希望】
・教室に慣れて、積極的に活動に参加してほしい
※個別の活動や準備、片付けは自分から進んでできるが、集団活動になると参加する事が難しかった
【目標】
・活動に参加する・興味のない事でも挑戦する
【改善状況】
集団活動になると参加できず教室の隅に行き1人で寝転がったり、「お腹が痛い」「ねむい」と言い座っている事が多かった本児のペースで活動に慣れるよう声掛けを行ったり、好きな事に取り組んだり、ルーティンが崩れないように同じ活動を行い先生と一緒に参加しながら促していった。少しずつ職員と打ち解け自分の意志を話すことが出来るようになり、どんな活動にも積極的に参加する事が出来るようになった。その事を伝えると保護者の方から喜びの声を聞く事ができた。
2024年8月【担当:大海先生(保育士)】
5歳(女子)発達障害傾向 R4.1~利用
【保護者様のご希望】
・体の使い方を習得してほしい
※足の指を上手く使えず、バランスを保つことが難しい
【目標】
・バランス器具を使い、バランス力向上を目指す
【改善状況】
目標を立てた当初は、足の指を上手く使えていなかったため身体を支えることができず、平均台を渡る際には職員の手を借りていた。まずは足の指が使えるようになるために、ビー玉や丸めた新聞紙を足の指で掴み移動させるトレーニングに取り組んだ。保護者様にお話しすると、お家でも自分から意欲的にビー玉移しのトレーニングに取り組んでいると伺った。3か月程足の指のトレーニングに取り組んだ結果、平均台を一人で渡りきることができるようになり、保護者様から喜びの声を聞くことができた。
2024年7月【担当:林先生(保育士)】
5歳(男子)自閉症 R3.10~利用
【保護者様のご希望】
・準備、片付けが早くなって欲しい
※教室に着くと荷物を置き、走り回る
【目標】
・気持ちの切り替え・善悪の判断・言葉使いの改善
【改善状況】
教室に着くと荷物を置いて走り回ったり、おもちゃの片付け時間になっても切り替えができずにいた。声掛けをする際に本児が自ら片づけをしたくなるように声掛けを行なったり、やり方が分かるように言葉と行動を共にしながら行っていった。徐々に朝の準備や片付けをするようになり、おもちゃの片付けも素早くできるようになった。そのことを保護者様へお伝えすると、自宅でも手伝いをする様になり喜ばれていた。
2024年7月【担当:長澤先生(理学療法士)】
10歳(女子)発達障害傾向 R4.4~利用
【保護者様のご希望】
・気持ちの切り替えや善悪の判断がつくようになってほしい
※気持ちのコントロールが出来ずに気分の浮き沈みがあった
【目標】
・気持ちの切り替え・善悪の判断・言葉使いの改善
【改善状況】
気分の浮き沈みが激しく、悪い事と分っていても止められずに強い言葉で言ったりイライラが行動に出てしまう事があった。夏祭り製作で本児の得意分野を活かした、はさみや似顔絵などの役割を与えることで自己肯定感と自信がつき、少しずつ気持ちの切り替えができるようになってきた。保護者様からは「役割をもらって自信がついたのか学校でも落ち着くようになった」との成長した様子のお話しを聞くことができた。
2024年6月【担当:池田先生(保育士)】
8歳(男子)発達障害傾向 R4.3~利用
【保護者様のご希望】
・(国語)問題の意味が分からない訳ではないので、自信を持って取り組んでほしい
※問題を読まずにすぐ先生に質問をしていた
【目標】
・すぐに「わかりません」と質問をするのではなく、自分でしっかりと文章を読む習慣をつける
【改善状況】
日頃から国語の問題文において文章を読む事を面倒だと感じる場面が多く、また一人で問題を解くことへの自信のなさもあり、1問終わる度に尋ねてきていた。その為、本児へ『文章を読んでから問題を解く』『問題を解き終わり本当に分からない部分だけを最後に質問してきて欲しい』 『読んだら答えは書いてある』ということを伝え続けた。結果、以前に比べて一人で問題を解く時間が増え、繰り返し文章を読んでから問題を解く事ができるようになった。保護者様は成長を感じ「家で宿題をする時に聞いてくる事が減りました」と喜ばれていた。
2024年6月【担当:大海先生(保育士)】
5歳(女子)発達障害傾向 R4.1~利用
【保護者様のご希望】
・普通箸を使えるようになってほしい
※エジソン箸から普通箸へ移行している段階で、箸の開閉動作が難しい
【目標】
・繰り返し普通箸の使い方を練習していく
【改善状況】
普通箸の練習を始めた当初は、指先を使って箸を操作することが難しかったり、箸を落としてしまったりすることがあった。そのため、ピンセットを使って開閉動作の練習や洗濯ばさみを使った遊びを行うことで手先の巧緻性向上に取り組んだ。開閉動作ができるようになると普通箸の操作も上手になり、自信に繋がり意欲的に普通箸の練習に取り組むようになった。保護者様からは、家でも普通箸を自ら進んで使うようになって嬉しいとの言葉をいただいた。
2024年5月【担当:長澤先生(理学療法士)】
7歳(男子)中等度知的障害 R4.10~利用
【保護者様のご希望】
・平仮名が分かるようになってほしい
※平仮名への興味なく、鉛筆も持ちたがらなかった
【目標】
・名前が書けるようになる
【改善状況】
最初は鉛筆を持つ機会を増やし、線なぞりや平仮名のなぞり書きから始めた。文字の形は捉えることは出来ていたが正しく書くことが難しかった。枠内に書くことを意識しながらなぞり書きの練習を何度も行なった。その結果、宿題に自身から取り組む姿が見られるようになり、枠があると1人で枠内に自分の名前を書けるようになった。そのことを保護者様に伝えると、とても喜ばれ、感謝の言葉をいただいた。
2024年5月【担当:仮屋薗先生(児童指導員)】
7歳(男子)中等度知的障害 R3.7~利用
【保護者様のご希望】
・平仮名の読み書きが理解できるようになる
※自身の名前に使われている平仮名の読みはできるが、その他の平仮名の読みは難しく書く際は平仮名表を見ながらでないと書けない
【目標】
・平仮名の読み書き練習に取り組み、生活の中で文字の理解を深める
【改善状況】
小学校入学後から50音表やひらがなカード、なぞり書き練習を通して、読み書き練習に取り組んだ。また、遊びや生活の中で平仮名(文字)を身近に感じることを意識づけした。1年次は文字を書く際、平仮名表を見ながら書くことが多かったが、2年生の5月に入った頃から平仮名表を見なくても、自分の好きな色や食べ物を書けるようになり、現在は「日」や「土」など、簡単な漢字の読み書きもできるようになった。
2024年3月【担当:大海先生(保育士)】
7歳(男子)自閉スペクトラム症 R3.10~利用
【保護者様のご希望】
・道具を使った運動に挑戦してほしい
※短縄を跳ぶ際に、手を回す動作と跳ぶ動作を同時に行うことが難しい
【目標】
・道具を使った運動に慣れ自信を持って取り組めるように、その都度フィードバックを行っていく
【改善状況】
短縄に取り組み始めた当初は、縄を回す際に腕を伸ばし切った状態で回したり、ジャンプをする度に体が沈み込み次の跳ぶ動作に入る事が難しかったり、また、縄を回す動作と跳ぶ動作を同時にすることが難しいなど、体の協調性に課題が見られていた。そのために、タオルを回して縄を回す動作を定着させること、トランポリンを使って連続ジャンプ感覚を掴むことを目標に支援を行い、それぞれの動作を同時に行う練習に繋げていきました。繰り返し連習を行った結果、現在は短縄を連続で18回跳ぶことができるようになり、家でも取り組むようになったと保護者様から喜びの声をいただいた。
2024年3月【担当:竹下先生(作業療法士)】
4歳(男子)多動性 R6.2~利用
【保護者様のご希望】
・集団での活動が出来るようになってほしい
※集団に入ることが難しく、泣いたり見学したりしていた
【目標】
・集団の中で活動に楽しく参加する
【改善状況】
利用開始直後は集団での活動が難しく、泣いたり見学をしたりしていた。まずは、先生が1人ついて一緒に活動に参加することで先生と一緒であれば集団での活動が可能になっていった。その中でその日できたことを具体的にポジティブフィードバックすることで本人の自信に繋がっていった。その後、少しずつ先生が一緒につく時間を短くしていき、現在はほとんど1人で集団療育に参加することができている。保護者様も本人の成長を喜ばれ感謝のメッセージをいただいた。
2024年2月【担当:大海先生(保育士)】
9歳(女子)自閉スペクトラム症・ADHD R4.7~利用
【保護者様のご希望】
・身の回りの物の名前を平仮名で書けるようになってほしい
※「な」や「ね」を書く際にバランスが取れず、先生に代わりに書いてもらっている
【目標】
・お手本を見ながら、身の回りにある物の名前を平仮名で書く練習をしていく
【改善状況】
平仮名練習を始めた当初は、「く」や「い」など画数の少ない文字から練習を行い、平仮名への興味を引き出していった。自分の名前をお手本を見ずに書けるようになると、自分の好きなキャラクターや好きな食べ物の名前を書きたい気持ちが芽生え、分からない文字は50音表で確認しながら練習を繰り返した。現在では、ほとんどの文字がお手本がなくても書けるようになり、保護者様より「息子から手紙を書いてもらい感動した」と喜びの声をいただいた。
2024年2月【担当:金丸先生(保育士)】
4歳(女子)発達障害傾向 R4.6~利用
【保護者様のご希望】
・図形や人の顔・動物などを形を捉えて描けるようになる
※形を捉えて描くことが難しい
【目標】
・図形や人の顔・動物を描くことができるようになる
【改善状況】
図形のなぞり描きなどを通して模写しながら図形を描けるようになってきており、個別療育にて人の顔や動物を描く練習に取り組む。練習を重ねることで眉・目・鼻・口などパーツを描くことができるようになったり、模写をしながら動物の輪郭を描くことができるようになってきた。
2024年1月【担当:大海先生(保育士)】
9歳(女子)チャージ症候群 R3.7~利用
【保護者様のご希望】
・会話のレパートリーが増えてほしい
※話題に偏りがあり、いつも同じ内容の会話をしている
【目標】
・日記を書くことにより出来事を振り返り、語彙や会話のレパートリーを増やしていく
【改善状況】
日記に取り組み始めた当初は、何について書いたら良いのか分からない様子でほぼ毎日大好きな給食の内容を書いていました。そこで、まずはその日の出来事を一緒に振り返ることから始めました。遊んだエピソードがあった場合は、「いつ・どこで・だれと・なにをして遊んだのか・どう思ったのか」というように質問し、その時の状況を整理しながら文章にまとめる練習を行いました。「今日頑張ったこと」、「今日楽しかったこと」など毎日テーマを変えて日記を書き続けることにより、現在は過去にあった出来事を日記に書くだけでなく、週末にしたいことなど未来の予定も文章で書けるようになりました。会話の内容も、学校行事のことや家族と出かけたことなどレパートリーが増えてきています。
2024年1月
7歳(男子)自閉症スペクトラム R3.3~利用
【保護者様のご希望】
・文字を一定の大きさで書けるようになって欲しい
※書字の際、文字のバランスにバラつきがあり、大きくなったり小さくなったりしている
【目標】
・文字のバランスに気を付けて書けるようになる
【改善状況】
宿題や課題プリントに取り組む際、字が枠からはみ出してしまうことが多くありました。まずは枠内に書けるよう先生の手本を見て取り組みました。最初は先生から訂正されるのを拒む姿も見られましたが、書字だけではなく線なぞりやビジョントレーニングなども取り組むことで、少しずつ文字のバランスが整い、訂正を拒むこともなくなりました。漢字に苦戦することもありましたが、よく見て枠内に書くことは平仮名同様で取り組みました。現在は、宿題の名前欄などのマス目がない所でも枠内に収まるようになり、保護者様にも文字のバランスが良くなったと喜びの声を頂きました。
2023年12月【担当:竹下先生(作業療法士)】
5歳(男子)多動性 R3.6~利用
【保護者様のご希望】
・蝶々結びができるようになってほしい
※ひもの持ち方や、輪っかのつくり方が分からず困っている
【目標】
・手先の巧緻性向上(蝶々結びができるようになる)
・結び方を先生と一緒に学んでいく
【改善状況】
まず、左右で色の違う紐を使い、色を変えることでひもの持つ位置や紐を交差する位置、「○色が下で」等、先生の指示が眼で見て分かりやすい、練習を行なった。10回程度先生と一緒に練習を行ない、その後5回程度1人で、分からなくなった時にだけ先生に聞きながら練習を行なうと2~3回に1回成功するようになってきた。そのことを保護者に動画を送って報告するととても喜ばれていた。今後も練習を続け、同じ色の紐でも蝶々結びができるように支援していく。
2023年12月【担当:大海先生(保育士)】
6歳(女子)発達障害傾向 R4.4~利用
【保護者様のご希望】
・ひらがなを読めるようになってほしい
※自信のないひらがなは濁して言っている
【目標】
・自分の名前を読めるようになる
・ひらがなカードを使用し、自分の名前や身近な言葉を並べて興味を引き出していく
【改善状況】
就学に向けてひらがなを読めるようになって欲しいと保護者から希望があり、取り組みました。個別療育ではまずひらがな表を用いて一文字ずつ先生が読んだ後、復唱を繰り返し行いました。『いぬ』の『い』など単語も一緒に伝えることで少しずつひらがなに興味を持ち、読むことに自信がつくようになりました。同時に語彙が増え、家庭や保育園でも会話が成りたち、自分の気持ちや要求を言葉で伝えられるようになったり友だちとのトラブルも減ったと、喜びの声をいただくことができました。
2023年11月
10歳(男子)自閉症スペクトラム R2.6~利用
【保護者様のご希望】
・運動面の二重・三重課題に取り組めるようになり、できることを増やして欲しい
※運動することに苦手意識が見られ、二重・三重課題になると身体が上手く動かせない
【目標】
・少しずつできることを増やしながら取り組む
・できることを増やすことで本人の自信に繋げていく
【改善状況】
運動することに関して苦手意識はありますが、活動に関しては積極的に参加することができています。最初は身体の動かし方など、ぎこちない様子が見られましたが、柔軟・筋トレ・体幹トレーニングなどでボディイメージ向上に繋げることができました。またマット運動の際には前転をしながら足を開く開脚前転に挑戦しました。初めは回りながら足を開くことが難しく、回ることができなかったのですが、コツを伝えながら何度も繰り返すことで回ることができました。保護者様にも、最後まで取り組む姿勢にとても感動し、喜んで頂けました。
2023年11月【担当:金丸先生(保育士)】
5歳(男子)発達障害傾向 R4.4~利用
【保護者様のご希望】
・クレヨンを正しく持ち線あそびができるようになってほしい
※クレヨンをグー握りでもち、自由になぐり描きをしていた
【目標】
・クレヨンの持ち方を知る
・線あそびを楽しみながら取り組む
【改善状況】
以前は線あそびのプリントをする際に、グー握りでクレヨンを持ち線を意識せず本人の好きなようになぐり描きを楽しむ姿が見られていた。クレヨンや鉛筆を持つ際に、3点持ちができるよう見本を示したり補助をすることで少しずつ3点持ちで持つ事に興味を持ち始めた。また、線の始まりと終わりを赤ペンで示し伝えることで、線の上を上手になぞることができるようになった。保護者様に写真などを用い活動のご様子をお伝えするととても喜ばれた。
2023年10月【担当:鶴先生(理学療法士)】
4歳(男子)発達障害傾向 R3.9~利用
【保護者様のご希望】
・挨拶が自分から出来るようになってほしい
※来所された時や帰る時など自分から挨拶する様子はないが、職員が挨拶すると出来る
【目標】「おはよう」や「ありがとう」などの挨拶を自分から出来るようになる
【改善状況】
以前は職員から挨拶しても挨拶がなかったり、声掛けしてもジェスチャーが多かったが、適宜場面に応じて適切な声掛けをすることや個別療育でのSSTや発語練習を行ないました。その場に応じた挨拶への理解が進み、現在、家では自分から「おはよう」と伝える様子が見られています。また、帰る際に「バイバイ」や物を借りたいと時に「貸して」と自分から言う事も見られている為、引き続き自分から場面に応じた挨拶が出来るよう声掛けや学習に取り組んでいきます。
2023年10月
4歳(女子)自閉症スペクトラム R4.2~利用
【保護者様のご希望】
・車に乗る際にチャイルドシートに乗れるようになってほしい
※チャイルドシートに座ることができるようになったがシートベルトを締めると激しく泣く
【目標】少しずつシートベルトに慣れ、日常的につけられるようにする
【改善状況】
以前より課題に上がっていたチャイルドシートに座る目標に向かって、室内や停まっている車の中で座る練習を繰り返す事で泣かずに座れるようになりました。現在はシートベルトを締めることに挑戦していて室内にチャイルドシートを置きベルトの代わりにスカーフで締める練習を行ないました。始めは泣いたり取ろうとする様子が見られましたが何度か繰り返すうちに慣れ、送迎の短時間ですがシートベルトを締めて自宅にいく事ができました。保護者様にお伝えするととても喜んで頂けました。こちらをご利用の際は引き続きチャイルドシートに乗る訓練を行い、スムーズに乗ることができるよう支援を続けます。
2023年9月【担当:金丸先生(保育士)】
7歳(男子)発達障害傾向 R3.10~利用
【保護者様のご希望】ルールのある遊びができるようになる
【状態】ルール理解が難しく活動への参加が難しい
【目標】少人数でルールのある遊びに参加できるようになる
【改善状況】
以前はルールのある遊びが始まると端に行き、なかなかルールの理解ができず楽しく活動に参加することが難しい様子が見られたが、先生が側につき1つずつ動きの見本を示したり、都度声掛けをすることで取り組み方やルールを理解することができ、先生が側についていなくてもルールのある遊びを楽しめるようになった。保護者様にお伝えするととても喜ばれていた。引き続き様々なルールのある遊びに取り組み、本人の自信に繋げていく事が出来るよう支援していく。
2023年9月【担当:大海先生(保育士)】
2歳(女子)発達障害傾向 R4.10~利用
【保護者様のご希望】発語を増やし、表現力を広げてほしい
【状態】日常生活の中で発語が少なく、指差しや身振りで相手に伝えようとしている
【目標】単語や絵が一致できるように練習していく
【改善状況】
以前、果物の名前で発語練習をした際には、「ばなな」は「なな」、「りんご」は「んご」など語尾だけしか発音できていませんでしたが、一文字ずつ口形や発音の確認を繰り返し行っていくと、「ばなな」「りんご」とはっきり発音することができるようになりました。「先生」「ありがとう」など日常での発語も増えてきており、やりとりをする上での表現力が身についてきました。保護者様にお伝えすると、自宅でも発語が増えている様子がありとても喜ばれていた。
2023年8月
5歳(男子)自閉症スペクトラム R5.5~利用
【保護者様のご希望】一人でもトイレに行けるようになって欲しい
【状態】トイレ空間に入るのも嫌がり、職員とトイレの空間に慣れていく状態
【目標】トイレに慣れ、一人でもトイレに行けるようになる
【改善状況】
通所当初はトイレの空間に入ったりオムツ替えを嫌がることもあったが、まずはトイレ空間に慣れるため職員と一緒にトイレに入るなどして安心感を覚えてもらい、信頼関係を築きオムツ替えも少しずつできるようになった。最近ではトイレに座り、タイミングが合えば排尿ができるようになった。また自分から「トイレ」と伝えトイレに行く事も増え、保護者様から自宅でもトイレに自分から行けるようになってきたと喜びの声を頂きました。
2023年7月
6歳(男子)発達障害傾向 R5.1~利用
【保護者様のご希望】学校や放課後デイへの行き渋りがあるので楽しんで行って欲しい
【目標】みんなと一緒に活動に参加できるようになる
【改善状況】
教室への行き渋りがあり、スムーズに教室に来ることが出来ず、教室に来ても活動に参加出来ないことも多く、塗り絵や好きな事をして過ごす。
少しずつ今日する活動の中から1つ頑張ることを決めて取り組む事が出来るようになった。集団活動に参加することで、みんなの前でも自分の意見を言えるようになり、本人の自信に繋がった。現在は夏休み期間で長い時間ご利用だがどの活動もスムーズに参加出来るよになり、保護者様も安心し喜ばれている
2023年7月【担当:鶴先生(理学療法士)】
3歳(女子)発達障害傾向 R2.8~利用
【保護者様のご希望】スムーズに歩けるようになって欲しい
【目標】右足の筋力をつける
【改善状況】
右足の手術後、跛行がありスムーズに歩くことが出来ない。右足での片足立ちも2秒程度しかできず、右足首の可動域は約-10°~-5°でした。
・事業所での個別のトレーニング(右足首の柔軟性や筋力)や家でのストレッチと筋力トレーニングを行ってもらった。
・保護者様にも家でのトレーニング内容を動画で説明し、1か月間取り組んだ結果、足首の可動域が約0°~5°まで改善し、歩行も以前よりスムーズなり、保護者様も喜ばれている。
2023年4月【担当:大海先生(保育士)】
5歳(男子)自閉症スペクトラム・ADHD R4.7~利用
【保護者様のご希望】道具を使った運動ができるようになる(鉄棒の逆上がりや短縄跳び等)
【目標】逆上がりができるようになる
【改善状況】
・はじめは、足で蹴り上げる動作や腕力やその他の筋力を使って身体を鉄棒に引き寄せる動作が難しかった。
・先生がお手本を見せて腕を引き寄せる動作と蹴り上げるタイミングを確認した。
・回る際に背中を支える補助を行うことで、支えられている安心感から勢いよく蹴り上げられるようになった。
・先生のかけ声に合わせて蹴り上げる練習を繰り返し取り組んだ。
・最初は補助にる度に回る感覚を確認した後、徐々に補助を外していく事で力を入れるタイミングを理解してきた。
・補助なしでも逆上がりができる回数が増えてきており、「次は自分ひとりでやってみる」と挑戦する姿が見られるようになってきた。
・気分によって成功のムラが見られるものの自分で感覚を掴んで回れるようになった。
・保護者にもお伝えすると一緒に喜んでくれた。
2022年3月【担当:川畑先生(理学療法士)】
7歳(女子)発達障害傾向 R4.4~利用
【目標】読み書きができる様になってほしい
【目標】算数の文章問題を解ける様になる
【改善状況】
・今月は算数の文章問題に取り組む
・算数の問題文を読まず、数字だけを見て式を作っていた。その為、答えが全く合わずにいる。
・文の中にある「合わせて」や「なくなると」等の言葉が出てくるので「合わせて」➡「足し算」、「なくなると」➡「引き算」という考え方を繰り返し側に付いて教えながら、一緒に算数の文章問題を声に出して読み、3問解いていった。
・結果、3問中2問は自分だけで解く事ができた。
・今後は国語の文章問題に対して出題されている文章の意味を理解しながら、取り組めるように繰り返し練習をしていく。
2022年2月【担当:川畑先生(理学療法士)】
4歳(男子)下肢 R2.2~利用
【目標】〇〇してほしいと言えるようになってほしい
【目標】困った時に助けを求められるようになる
【改善状況】
・困った時があるとその場で止まっていたり、手遊びや物いじりが始まる。
・「1人でできないのであれば先生〇〇してくださいって伝えるんだよ」と活動ごとに声掛けをしていった。
・保育園の方にも要求する練習をしている事を伝え取り組んでもらった。
・結果、自分から困った事があると「〇〇してください」「助けて下さい」と言えるようになっており、友達へも自ら言葉で伝えられるようになっている。
・「〇〇、してください」と2語文で要求する事ができるようになっている為、次は主語をつけての3語文で伝えれるよう練習をしていく
2022年7月【担当:川畑先生(理学療法士)】
8歳(男子)自閉症スペクトラム・中等度知的障害 R2.11~利用
【目標】ボディイメージ向上・大縄で同じ場所でとぶことができる
【改善状況】
・大縄跳びを行うも同じ場所でリズム良く跳ぶことができず、縄に引っ掛かってしまう。
・床に×印をテープで貼り付け、印の所で跳ぶこと、跳び方の動きを見せながら行った。
・結果、同じ場所で跳ぶことができるようになり、跳ぶ回数も3回程度から10~20回と回数を重ねるごとに増えた。
・次のステップとして、まだ足の指先の筋力、体幹の支持性、運動連鎖においての向上が必要であるため、引き続き支援を行っていく。
・保護者様にお伝えすると、跳べたことに喜ばれる。
2022年2月【担当:日高先生(保育士)】
5歳(女子)発達障害傾向 R3.5~利用
【保護者様のご希望】言葉での理解が出来るようになって欲しい
【目標】物と名前を一致できるようになる。
【改善状況】
・果物や野菜の名前が分からない事があった。
・果物と野菜カード計20枚使用してのやりとりをおこなった。
・20枚中12枚は、すぐに答えることができたがアスパラやオクラなどの色が同じ野菜や似た形になると理解が難しい様子があった。
・二つを見比べて本児と一緒に、どこの部分が違うのかを指差しと名前を再確認してから、再度実施すると、2つを分けて答えることができた。
2022年1月【担当:川畑先生(理学療法士)】
8歳(男子)自閉症スペクトラム R2.6~利用
【保護者様のご希望】鉄棒が出来るようになって欲しい
【目標】鉄棒で前回りができるようになる
【改善状況】
・鉄棒に対しての恐怖心(落ちる、高い等)があり、鉄棒への運動に対して消極的であった。
・恐怖心を取り除くために鉄棒にぶら下がる、ぶたの丸やき・つばめ等の体を保持することから始めていった。
・徐々に鉄棒に対する恐怖心がとれた為、本児からも「前回りがしたい」と声が聴かれたため、手の位置・ジャンプや回り方等の補助を行い一緒に取り組んでいった。
・結果、補助がなくても前回りができるようになり本児も喜び、保護者様へも伝えると大変喜ばれた。
・他にも挑戦したい技がある為、継続して支援を行っていく。
2022年1月【担当:川畑先生(理学療法士)】
8歳(男子)ASD・ADHD R2.6~利用
【保護者様のご希望】集団活動に参加できるようになってほしい
【目標】集団の中での活動に参加できるようになる
【改善状況】
・これまで集団活動になると自分から入っていく事はなく、先生に促されるか一緒に取り組むことで参加していた。
・日々の活動の中で先生と一緒に取り組む機会を増やし、繰り返して支援を行っていった
・また、ルールのない遊びからルールある遊びへと移行しながら、本児の様子を見ながら行っていった。
・結果、最近では本児、自ら「やりたい」「やってみたい」といった気持が生まれており先生が側に付き添わなくても集団活動への参加ができるようになっている。
・運動や学習時の補助が必要な場面があるため、今後もできることを増やせるように支援を行っていく。
2021年12月【担当:日高先生(保育士)】
6歳(男子)自閉症スペクトラム R3.8~利用
【保護者様のご希望】リズム感が向上してほしい。
【目標】リズムトレーニングを行い、音の感覚を楽しむ。
【改善状況】
・ダンスやリズムトレーニングが始まると、部屋の端に移動し、活動に参加しない様子が見られる。
・手と足を同時に動かすことが苦手である。
・本人の自信がある簡単なダンスや知っている体操、リズムトレーニングを取り入れる。
・手と足のどちらかの動作を模倣できるように絞る。また、曲よりも1テンポ前に左右どちらから動くのかを伝えてあげる事で、少しずつ参加出来るようになる。
・失敗することへの不安感が強い為、参加することに対しての拒否感があると考え、本児の自信や意欲に繋がるよう今後も支援を行っていく。
2021年12月【担当:日高先生(保育士)】
9歳(男子)自閉症スペクトラム R3.6~利用
【保護者様のご希望】相手に対して力加減が出来るようになってほしい。
【目標】対人に合わせた力加減が出来るようになる。
【改善状況】
・勝ちたい気持ちから他児のミスに対し言葉が荒くなったり、下級生や女児に対しても力を加減しない場面が見られる。
・集団遊びやチーム戦の遊びを取り入れながら、他児と協力する楽しさに気づけるよう、また相手に対しての声かけの仕方や遊びのルール理解を深められるように必要に応じて伝える。
・自分中心の気持ちから、少しずつ相手に対して許せるようになったり、力加減に対しても調整できるようになってきている。
・以前に比べ、味方の児童と協力する場面が増えたり、他児に声を荒げたりする事が減った。
・保護者に伝えると喜ばれた。
2021年9月【担当:川畑先生(理学療法士)】
3歳(男子)自閉症スペクトラム・中等度知的障害 R2.10~利用
【目標】線上歩きができる
【改善状況】
・線上歩き2mを実施。
・線は見ている様子だが、方向が定まらなかった。
・線上に本児の好きな色のシールを張り、その上を歩いて見せることを3回実施し、本児に歩いてもらい色を指定しながら歩く事を実施。
・結果、しっかり足元をみながら線上2mを歩くことができた。
・保護者様へも動画にて報告させてもらい、変化に対して喜ばれた。
2021年9月【担当:川畑先生(理学療法士)】
6歳(男子)自閉症スペクトラム・中等度知的障害 R2.12~利用
【保護者様のご希望】ボディイメージ向上
【目標】大縄で同じ場所で跳ぶことができる
【改善状況】
・大縄で横揺れを実施したが同じ場所で続けて跳ぶことができずにいる。縄の動きに引っ張られて動いており、縄に引っかかる様子がみられた。
・目印となるように床に×印のテープを張り、ここを見ながら跳ぶことを伝える。
・結果、5回中3回は同じ場所で跳ぶことができ、跳べる回数も3回から10回と増えた。
・保護者様へお伝えすると喜んでいただけました。
2021年4月【担当:川畑先生(理学療法士)】
6歳(女子)自閉症スペクトラム・知的障害 R2.9~利用
【保護者様のご希望】読解力をつけてほしい
【目標】絵本の物語内容を理解することができる
【改善状況】
・絵本を読み終わった後、どんな内容だったかと質問すると答えることができなかった。
・もう一度聞くから内容を教えてほしいとお願いをして、児童に読んでもらった。
・結果、再びどんな内容だったかと1つ質問するとスムーズに内容を教えることができた。
・今後も理解力をつけるために様々な質問形式で答えられる練習をしていく。
2021年4月【担当:川畑先生(理学療法士)】
6歳(男子)自閉症スペクトラム R2.6~利用
【保護者様のご希望】お友達と仲良く遊んでほしい
【目標】カードゲームをお友達と一緒に遊ぶことができる
【改善状況】
・カードゲーム(UNO)を行ったが、始めルールが理解できず「分からない」と言って一緒に遊ぶことができなかった。
・児童に「先生と一緒にチームになってやってみよう、分からない事は教えながらするからね」と声掛けをすると再び参加することができた。
・その後、3巡目まではどのカードを出すか教えながら行っていたが、4巡目からは自ら選んで出すことが出来、楽しみながら参加できた。
・保護者様へ伝えると、「やったことがない遊びでもあったので、一緒に遊べたのなら良かったです。」と喜ばれた。
2021年4月【担当:竹下先生(作業療法士)】
6歳(男子)自閉症スペクトラム R2.10~利用
【保護者様のご希望】集団活動に参加できるようになってほしい
【目標】集団活動に10分間参加できる
【改善状況】
小学校に入学し、慣れない環境で普段以上に気持ちが不安定になっている事もあり集団での活動に参加することができずに自身のやりたいことを行ったり大声を出したりしていた。初めに5分と決めて自身のやりたい活動を行い、その後に先生が横について活動の説明や児童の気持ちを代弁しながら集団活動に参加した。すると、10分程度経過した時に自ら先生から離れ15分程度1人でも集団活動に参加できた。保護者様にお伝えすると大変喜ばれ、少しずつ慣れていってほしいとの事だった。
2021年4月【担当:竹下先生(作業療法士)】
6歳(女子)チャージ症候群 R2.7~利用
【保護者様のご希望】ボディイメージを高めてほしい
【目標】とび箱を上手にとべる
【改善状況】
左眼の視力がない事もあり、とび箱を行っても手をつく位置を上手く捉えられずに右側に傾き落ちてしまっていた。スタート位置を体の中心ではなく、右眼で見える範囲での真ん中に変えることと手をつく位置を再確認することで3回程度1人で跳ぶことができた。保護者様にお伝えするととび箱を跳べたことを大変喜ばれた。
2021年4月【担当:竹下先生(作業療法士)】
6歳(男子)発達障害 R3.1~利用
【保護者様のご希望】ひらがなが上手に書けるようになってほしい
【目標】名前を書くサイズを調整できる
【改善状況】
ビジョントレーニングを行っていく中で少しずつ文字のバランスを取れるようになってきているが文字のサイズが大きく小さな枠に中に納められなかったが手首・指の運動(手遊び)を行い、ビジョントレーニング(線なぞり)を以前より小さいサイズで行うと枠のない紙であっても名前を書くと以前の1/4程度のサイズで書くことができた。保護者様に実物を見せながらお伝えすると児童を褒めて下さった。
2021年3月【担当:竹下先生(作業療法士)】
7歳(女子)軽度知的障害 R2.9~利用
【保護者様のご希望】逆上がりができるようになって欲しい
【目標】なわとびが10回跳べる
【改善状況】
跳ぶリズムがつかめず、1回縄を回す間に3回程度ジャンプしており2回に1回は足が縄に引っかかっていたが縄なしでリズム良くジャンプする練習を行いその後に縄を持ち縄跳びを行った。その際跳ぶタイミングで声掛けを行うことで10回連続で跳ぶことができた。保護者様にお伝えすると喜ばれていた。
2021年3月【担当:竹下先生(作業療法士)】
6歳(男子)自閉症スペクトラム・軽度知的障害 R2.6~利用
【保護者様のご希望】集団で活動してほしい
【目標】集団活動へ5分参加できる
【改善状況】
落ち着きがなく叫んだり貼ってあるものをはがしたりしており活動への参加が難しかったが、先生が1対1で付き次の活動の提示を細かく行いながら活動を行うことで学習の時間30分を座って活動に参加することができた。また、集団活動へも10分程度参加することができた。保護者様へお伝えすると、児童の変化に喜ばれていた。
2021年3月【担当:竹下先生(作業療法士)】
7歳(男子)発達障害 R2.6~利用
【保護者様のご希望】図形が書けるようになってほしい
【目標】図形の記憶し模写できる
【改善状況】
図形の模写が少しずつ出来るようになってきているが複雑な図形の模写や図形を記憶しての模写が難しく1問も正解することができなかったが、先生と一緒にリズムに合わせて記憶を行ったりビジョントレーニングを行うことで3問正解することができた。保護者様にお伝えすると、喜ばれ児童をほめて下さった。
2021年3月【担当:川畑先生(理学療法士)】
7歳(女子)軽度知的障害 R2.11~利用
【保護者様のご希望】視空間認知を高める活動をしてほしい
【目標】パズルを5つ完成させる
【改善状況】
・図形パズルを5つ準備するが2つしか完成することができなかった。
・ヒントとなるように先生がパズルを2つ置いて児童に残りを埋めるように促す。
・保護者にお伝えすると、褒めて下さった。
・結果、残りの部分を自分で埋める事ができ5つ完成する事ができた。
2021年3月【担当:川畑先生(理学療法士)】
2歳(男子)発達障害 R2.12~利用
【保護者様のご希望】興味関心が増える事なら何でもしてほしい
【目標】興味を持って遊ぶことができる。
【改善状況】
・前回は、ボール遊びを自ら3回転がして遊ぶことができた。
・今回は、とび箱を使用しての上り下りを行った。
・行う前にやり方を見せながら繰り返し指導した。
・結果、自ら上り下りを繰り返して楽しんでいる姿が2回みられた。
・保護者様へ伝えると、興味を持つことが増えている事が嬉しいですと子供の成長に喜ばれている。
2021年3月【担当:川畑先生(理学療法士)】
6歳(男子)自閉症スペクトラム・軽度精神遅滞 R2.6~利用
【保護者様のご希望】高い所に上ることができる
【目標】ジャングルジムを上ることができる
【改善状況】
・高い所を怖がることが多く、お友達が遊んでいても自分からジャングルジムへ上ることができなかった。
・お手本となり、ジャングルジムの上り方をやりながら口頭で説明しながら見せる事を2回行った。
・結果、1回自ら1段ではあったが上ることができた。
・保護者様へ伝えると、少しの成長でも、大変喜ばれた。
2021年2月【担当:竹下先生(作業療法士)】
7歳(男子)自閉症スペクトラム・精神遅滞 R2.7~利用
【保護者様のご希望】学習を集中して行ってほしい
【目標】学習・課題を15分集中しておこなう
【改善状況】
・集中が続かず算数の宿題10分程度の集中しかできない
・次に行う活動を提示し、タイマーをセットする
・次に行う活動の提示することとタイマーを20分にセットすることで集中して学習に取り組め算数と国語の課題を続けて20分程度行うことができた
・保護者様に伝えると喜ばれていた。今後も継続して行えるように支援を続ける
2021年2月【担当:竹下先生(作業療法士)】
8歳(男子)広汎性発達障害 R2.9~利用
【保護者様のご希望】文章力をつけてほしい
【目標】その日の出来事と自身の気持ちが書ける
【改善状況】
・先生と一緒に今日の出来事とその時の気持ちを1つ書くことができる
・日記のお手伝いシートを使って日記を書く練習
・お手伝いシートに乗っているテーマの中から今日の出来事を思い出し、その時の自身の気持ちを考えることで先生がいなくても日記を書く事が2日分できた
・保護者様に伝えると自身で考えることができたことに喜ばれていた
2021年2月【担当:川畑先生(理学療法士)】
3歳(男子)自閉症スペクトラム・中等度知的障害 R2.10~利用
【保護者様のご希望】洗濯ばさみで物を挟める
【目標】木製の洗濯ばさみで物を挟む
【改善状況】
・洗濯ばさみで紙を挟む事ができない。筋力不足や緊張低下のため。
・ピンチ力を上げれるよう、セラパテを使用した指先のトレーニングを行う
・結果、指先の筋力が向上したことで2個挟むことができた。
・保護者様へ伝えると、家でも何かで練習してみますと話をされ、喜ばれていた。
2021年2月【担当:川畑先生(理学療法士)】
5歳(男子)ADHD R2.12~利用
【保護者様のご希望】言葉よりも手が先に出てしまうので、少しでも自分の感情をコントロール出来るようになってほしい
【目標】自分の気持ちを相手に伝えられる
【改善状況】
・集団活動中に他児童に対して手で押してしまう場面がみられた。
・「危ないから小さなお友達へは押したりしないで、かわってとかの言葉で伝えてみて」と言葉での指導を行った。
・その後の活動では、1度も叩いたり押したりなどの行動はみられず、しっかり言葉で「かわって」と言葉で伝える場面がみられた
・保護者様へ伝えると、少しずつ自分の気持ちを表せるようになっていると今後の成長に期待されている。
2021年2月【担当:川畑先生(理学療法士)】
6歳(男子)ADHD R2.6~利用
【保護者様のご希望】言葉遣いに気を付けれるようになってほしい
【目標】「お前」とお友達に言わない
【改善状況】
・お友達に対して「お前」という場面が毎回ある。
・ちゃんとお友達へはくんを付けて読んであげてと言葉での指導を行う
・その後は、5回中3回お前と呼ぶ場面はあったが、「あ、間違えた」と自ら気づき言い直す機会があった。
・保護者様へ伝えると、しっかり自分で気づけている事に喜びを感じられていた。
2021年1月【担当:川畑先生(理学療法士)】
7歳(男子)ADHD R2.8~利用
【保護者様のご希望】跳び箱ができるようになってほしい
【療育前の状態】跳び箱を跳び越えられない
【目標】跳び箱が跳べる
【改善状況】
①初めは「跳べない」と怖がる場面もあり、なかなか跳べずにいた。踏み込みや手の置く位置が悪かった。本人が分かりやすい色や言葉で手を置く位置などを指導すると恐怖心も軽減し2~3回で跳べるようになる。その後何度も繰り返すことで自信に繋がった。結果に対して保護者様からは大変喜ばれた。
2020年12月【担当:竹下先生(作業療法士)】
6歳(男子)・ADHD・知的障害・自閉症スペクトラム R2.6.3~利用
【療育前の状態】宿題の際、問題の解き方が分からず1~2問しか集中して取り組むことが出来なかった。
【目標】集中して、学習に取り組めるようになる。
【改善状況】
①分からない問題があった時には、先生に聞く事
②宿題の次に何をするのかを提示する
本人に伝える事で、算数7問、漢字10問程度を集中して取り組むことができるようになった。
2020年12月【担当:竹下先生(作業療法士)】
4歳(女子)・発達障害 R2.6.13~利用
【療育前の状態】教室等で友達に話し掛けられても、上手に返答が出来ずにいた。
【目標・保護者様のご希望】自ら友達と上手にコミュニケーションを取れるようになる。
【改善状況】
①先生と友達と3人でコミュニケ―ションを取る。
本人が上手に返答が出来なかった時のみ、返答の仕方を教えながら、先生が入りコミュニケーションを図る。
②徐々に友達と2人でのコミュニケーションに移行。
すると、最後の10分程度は、2人だけで上手にコミュニケ―ションを取れるようになる。保護者様も、コミュニケ―ション力に不安を感じているため、様子をお伝えすると喜ばれる。
2020年12月【担当:川畑先生(理学療法士)】
5歳(男子)・発達障害 R2.6.10~利用
【療育前の状態】上手に両足飛びが出来ない。
【目標・保護者様のご希望】縄跳びやジャンプが出来るようになってほしい。
【改善状況】
縄跳びで1回1回止まって回していたが、分かり易く「回してぴょん」などイメージしやすい声掛けや模倣演技を実施する事で、連続で10回跳べるようになった。
2020年12月【担当:川畑先生(理学療法士)】
6歳(男子)・発達障害 R2.6.6~利用
【療育前の状態】自分の思った事をそのままぶつけてしまう。(発言)
【目標・保護者様のご希望】気持ちを考えながらコミュニケ-ションがとれるようになる。
【改善状況】
①表情、場面カ-ドを使用して、気持ちに関しての発言練習に取り組む。
先生からの声掛けは必要であるが気持ちを考えれるようになってきている。